仙ヶ岳 Mt. Sengatake
鈴鹿山脈南部、武平峠と鈴鹿峠のほぼ中央に聳える仙ヶ岳は、秀麗な双耳峰として知られています。標高は961mと、さほど高くはありませんが、鈴鹿山脈は南へ行くほど標高は下がるので、実はこのあたりでは高峰と言っていいでしょう。その頂からは素晴らしい眺望が楽しめます。今回は、仙ヶ岳のもっとも一般的なルートとして知られる石谷川谷〜白谷ルートを往復しました。写真タイトル後ろの数字は、Map内の数字と対応しています。
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山行写真
撮影日:2001/10/6 Photo by Minagawa
撮影機材:ボディー:Pentax KX、レンズ:SMC Pentax 50mmF1.4、XR Richenon 135mmF2.8
石谷川谷への登り口 @
亀山と石水渓を結ぶ道からの分岐点です。最初は東海自然歩道。ここから進んですぐの分岐を左にとります。
登山口付近からの仙ヶ岳 A
安坂山町池山のお茶畑から。仙ヶ岳の南面。
登山道入り口付近 B−C間
石谷川谷に沿った林道は、営林小屋跡近くで途絶え、そこからはこのような登山道となります。
巨大な堰堤 B−C間
営林小屋跡から上は白谷道となります。御所谷への道を分けると、巨大な石積みの堰堤が現れます。
大堰堤上流の白谷 C
徐々に流れは小さくなり、小滝が現れます。白谷という名の通り、白っぽい石が多い沢です。
吊り尾根直下の白谷 E
さらに登っていくと、流れは途絶え、石のごろごろした谷をひたすら登ります。もう稜線はすぐ先です。
吊り尾根出合 F
左からの登路が白谷道です。ちょうど吊り尾根の真ん中に登り詰めます。
東峰の登りから西峰
まずは東峰を目指しました。振り返ると、西峰です。
東峰からの南尾根
東峰、仙ノ石付近から。突起を持ちながら左方向に突き出るのが南尾根です。その向こうは山頂に草原を持つ御所平。
なお、右端の突起が、遠方からも見える吊り尾根上の突起で、下の三子山や宮指路岳からの写真にも見えています。
東峰・山頂
山頂は灌木の中。眺望はありません。
仙ノ石
右上に立つのが仙ノ石です。東峰を少し下ったところにあります。
西峰の登りから東峰
さっきとは反対に、西から東を。右寄りに仙ノ石が小さく見えています。その先は、伊勢湾です。
西峰山頂、961m
狭いが、眺望の素晴らしい山頂です。山頂は三叉路になっていて、手前からは吊り尾根からの登路、
右へは県境の主稜線を小社峠へ、左へは県境の主稜線を御所平・安楽越方面です。
山行記録:日時−2001年10月6日、天候−晴れ。10:25 林道駐車、10:55 林道終点、11:00 営林小屋跡、11:35 大堰堤、12:30
吊り尾根、12:40 東峰山頂、12:45 仙ノ石、13:00 西峰山頂着。13:45 山頂発。14:25 大堰堤、15:00 林道終点、15:30
駐車地。
滋賀から安楽越を車で越えて石水渓に入り、石谷川谷への登り口@で左折すると、すぐに仙ヶ岳が目の前に現れます(A)。そこから先の林道は結構荒れていました。しかたなく、路肩の広がったところに駐車して歩き始めましたが、もう少し我慢して乗っていけば、堰堤の見える広場があり、そこには10台ほどが駐まっていました。そこから先、営林小屋跡までの林道はさらに荒れていて、車はとてもムリと思いましたが、4駆が一台林道終点まで来ていたのには驚きました。営林小屋は廃墟となっていて不気味な感じ。その横をすり抜けて白谷に沿って登っていきます(B)。すぐに南尾根への入り口を右に分け、何回か川を渡り、崖っぷちをすり抜け、左に御所谷への道を分けて進むと、巨大な堰堤の下に出ます。堰堤は川を渡って向かって右の急登で巻き、堰堤上の広い河原に出ます。テントも張れそうなところです。このあたりから登山道ははっきりしなくなるので、テープを見落とさないよう、確認しながら登っていきます。Dあたりで写真のような小滝がいくつかあり、右に左に巻きます。流れがほとんど無くなると、登山道というよりガラガラの河床をひたすら登るようになってきます。このあたりが一番きついところ。最後に本流が分かれるところは左をとって急登すると、ササが現れ、稜線が近いことを感じます。もう一登りで突然、Fの地点で吊り尾根に飛び出します。ここからは右でも左でもどちらから行ってもいいのですが、今回は右の東峰を先に訪れました。野登山方面への縦走路から左に入り、灌木の中を少し登ると東峰の頂上に着きますが、特に何もなく、眺望も綿向山が稜線の向こうに見える程度。縦走路に戻りさらに少し行くと、仙ノ石への分岐があり、仙ノ石はすぐその先です。将棋の駒のような岩の先をさらに進めば、南尾根への道が続きます。南尾根を下ってみたい衝動に駆られましたがとりあえず今回は戻り、吊り尾根を今度は西峰に向かい、961mの山頂に立ちました。狭い山頂でしたが、既に3組7,8人の方がお弁当を食べておられました。眺めは抜群で、そんなに透明度は良くない日だったものの、北は御池、雨乞、御在所、鎌、水沢、宮指路、そして雲母と入道。東に東峰と伊勢湾、南には鈴鹿峠以南の山脈最南部の那須ヶ原、高畑、溝干。なお、西は灌木のせいであまり見えず、綿向は東峰からの方がよく見えました。

図中の数字は写真と対応しています。
山頂からの眺望(2001年10月6日)
雨乞岳、1238m
ほぼ真北に巨大な雨乞岳。右手前に尖った高円山945m。
入道ヶ岳、906m
左上にのぞいているのは雲母峰888m。
那須ヶ原山800m、高畑山773m
南は、鈴鹿峠以南の鈴鹿山脈最南部が眺められます。右寄り奥が那須ヶ原山。その少し手前に、高畑山〜溝干山の稜線が重なっています。
那須ヶ原山の左には三ツ頭、右には三国岳、忍者岳。
鎌ヶ岳、1161m
白い崩壊痕を見せる鎌ヶ岳。その右手前には水沢岳。左後方は御在所岳のロープウェイ山上駅。
手前の大きな台形は宮指路岳946mの山頂部。(200mm望遠レンズによる。)
周囲からの仙ヶ岳(滋賀の山、山姿写真集・鈴鹿南部より):データ等詳細は、こちらをご覧ください。
三子山より
宮指路岳より
綿向山より